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「武田氏滅亡」平山優・著(角川選書)読了 [日本史]

戦国武将・武田信玄の後継者・武田勝頼。
1582年、織田信長・徳川家康らの侵攻により滅亡した武田勝頼。
その武田勝頼の足跡を検証し記した大作。
約700ページの読み応えのある一冊だった。

アマゾンの電子書籍kindle版で購入。
紙版の 3,024円に対し、電子版は 1,210円とお買い得だった。

「武田氏滅亡」平山 優・著(角川選書)

<目 次>
序 章 諏訪勝頼から武田勝頼へ
第一章 長篠合戦への道
第二章 織田・徳川の攻勢と武田勝頼
第三章 甲相越三国和睦構想と甲相同盟
第四章 御館の乱と武田勝頼
第五章 甲相同盟の決裂と武田勝頼
第六章 苦悩する武田勝頼
第七章 武田勝頼と北条氏政の死闘
第八章 斜陽
第九章 武田氏滅亡
第十章 勝者のふるまい
終 章 残響

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「関東戦国史 北条 vs 上杉 55年戦争の真実」黒田基樹・著(角川ソフィア文庫)読了 [日本史]

伊勢氏二代目・氏綱が「北条氏」に改称する1523年から
上杉謙信が死去する1578年までつづいた
戦国時代の関東における北条氏と上杉氏(関東上杉氏と、その家名を継いだ上杉謙信)の55年に及ぶ抗争の歴史。

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<目次>
まえがき
プロローグ 「日本の副将軍」対「関東の副将軍」ー北条氏への改称と関東管領家の誇り
第一章 北条氏綱と両上杉氏の抗争
第二章 北条氏康と両上杉氏の滅亡・没落
第三章 上杉謙信はなぜ関東に襲来したのか?
第四章 「国衆(くにしゅう)」が左右する関東戦国史
第五章 国衆を困惑させた「越相同盟」
第六章 信玄の猛攻と北条氏の危機
第七章 北関東の攻防戦と謙信の死
エピローグ 消滅した「関東の副将軍」ー新たな抗争の枠組みへ
主要な参考文献
あとがき
文庫版あとがき

「実像に迫る 楠木正成・正行」生駒孝臣・著 読了 [日本史]

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「実像に迫る 楠木正成・正行」生駒孝臣・著 読了。

約100ページ、オールカラーで史蹟等の写真豊富。
特に目新しい情報等はなし。楠木正成・正行の入門書には良い。

<目次>
第一部 正成の登場と鎌倉幕府の滅亡
 第一章 謎につつまれていた実像
 第二章 正成、決起する
 第三章 楠木合戦に勝利する

第二部 南北朝時代の幕開け
 第一章 建武政権下の正成
 第二章 建武政権崩壊の萌し
 第三章 湊川に散った勇将の最期

第三部 楠木正行と南北朝の動乱
 第一章 南朝の支えとして
 第二章 四條畷に散る

主要参考文献、基本史料集、年表

歴史読本2014年10月号:古代最強の豪族・蘇我氏 読了 [日本史]

ここ数年、日本史でもっとも興味深く面白いのは古代史。
この休み中、蘇我氏に知りたくてアマゾンで”蘇我氏”で検索。
歴史専門雑誌「歴史読本」の特集号を電子書籍版を購入。

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ボリュームたっぷりで読みやすく
蘇我氏について様々な視点からの記事、
さらに、蘇我氏と繋がりのある聖徳太子についての記事も面白く読み終えた。

<目次>抜粋
特別インタビュー 日本史のなかの蘇我氏 梅原猛(哲学者)
特集セミナー 蘇我氏の謎を解く

なぜ、悪者とされたのか/蘇我氏を知るための基礎知識

特集ワイド 謎の一族 蘇我氏
・蘇我氏四代
・蘇我稲目 継体朝にどんな貢献をしたのか?
・蘇我馬子 物部氏とは対立関係にあったのか?
・蘇我蝦夷 有能ゆえに闇に葬られたのか?
・蘇我入鹿 蘇我氏を滅亡へと導いたのか?
・蘇我一族 氏族の主導権争いと大王家の血脈をめぐる群像

特別企画 キーワードで読み解く蘇我氏
・権力基盤 「大臣」の職位に裏付けされた経済力と武力
・系譜 追い求めた外戚の地位と女帝たちの選択
・外交 動乱の東アジア情勢と大国への模索

特集クローズアップ
・聖徳太子をめぐる最新研究
・非実在説の現在
・「聖徳太子」はいなかった! 史料はなにを語るのか
・名号の謎と太子信仰
・早くから作られた聖人としての太子聖人説。名号と信仰から検証する
・一族をめぐる系譜

発掘された蘇我氏の軌跡
日本書紀:「乙巳の変」を読む

「戦国廃城紀行 敗者の城を探る」澤宮 優・著 再読 [日本史]

数年前、小西行長について書かれた本を探して辿りつく。
小西行長は、4・宇土城と5・麦島城に登場。
著者は熊本県(宇土高校)の出身。プロ野球を題材にした著書多数。

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<目次>

プロローグ 廃城との出会い

第一章 関が原の敗者たちの城
 1、家康を敵にまわした 石田三成の佐和山城
 2、優柔不断な破城 長束正家の水口岡山城
 3、友情に殉じた猛将 大谷吉継の敦賀城
 4、秀吉の期待を集めたキリシタン大名 小西行長の宇土城
 5、大陸への拠点 埋もれた城、麦島城

第二章 信長に敗れた知将の城
 6、信長の愛妹が嫁した 浅井長政の小谷城
 7、悪逆非道? 松永久秀の信貴山城・多聞城
 8、最初に石垣を使った 六角父子の観音寺城

第三章 秀吉に敗れた名門武将の城
 9、築城の名手 明智光秀の坂本城
 10、マニラに追放された 高山右近の高槻城
 11、悲劇の殺生関白 豊臣秀次の八幡山城

第四章 勝者も敗者に転じた豪将の城
 12、巨大化した豊臣恩顧の不幸 加藤清正の鷹ノ原城

エピローグ 時代の陰に学ぶ

「歴代天皇事典」高森明勅・著 [日本史]

歴代の天皇のことを知りたくなって
アマゾンで検索して、手頃な値段で文庫本の本作を読んでいる。

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「歴代天皇事典」高森明勅・著(PHP文庫)

神武天皇から今上天皇まで125代の天皇と、北朝系5代の天皇を収録。

表紙を飾る後醍醐天皇など著名な天皇で4ページ程
その他の天皇は1から2ページにまとめられ、読みやすくて良い。

すきま時間に数代ほどのペースで読み進めている。

<目次>
第一章 伝承上の天皇と大和朝廷の王たち
第二章 王統断絶の危機から大化改新へ
第三章 律令国家の完成から平安遷都へ
第四章 藤原摂関政治の始まりと終焉
第五章 陰性の始まりから鎌倉幕府の終焉へ
第六章 建武新政から大政奉還へ
第七章 明治維新から現代へ
皇室略系図
参考文献

「城主になった女 井伊直虎」梓澤 要・著 読了 [日本史]

2017年のNHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」の主人公・井伊直虎(演じるのは柴咲コウ)。
徳川家康の重臣・井伊直政の養母。

歴史好きを自称しながら、
不覚にも大河ドラマの主人公になるまで井伊直虎のことは全く知らなかった。

そんなこともあり、井伊直虎のことを知りたいと思い
すでに数種類出ている中から、先日刊行されたばかりの
「城主になった女 井伊直虎」梓澤 要(あずさわ・かなめ)著(NHK出版)を選択。

井伊直虎の生涯を中心に
井伊氏の発祥から苦境の時代を経て、徳川家康の重臣として再興
彦根藩主となるまでの井伊氏の歴史を読み易く描いている。

巻末には舞台地・史蹟ガイドつき。

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著者(梓澤 要)は2006年に歴史小説「井伊直虎 女にこそあれ次郎法師」を上梓。
プロフィールを見ると、過去に結城秀康が主人公の歴史小説「越前宰相秀康」を読んでいた。

<目次>
第一章 千年王国
第二章 直虎前夜 暗黒の時代
第三章 女地頭・次郎直虎
第四章 直虎を支えた龍潭寺(りょうたんじ)南渓瑞聞
第五章 井伊家再興の悲願
井伊直虎・関係年表
舞台地・史蹟ガイド
参考文献

歴史人 9月号 なぜ石田三成は豊臣に殉じたのか [日本史]

戦国エンターテイメント・マガジン「歴史人」9月号の
特集は「忠義か!? 野望か!? なぜ石田三成は豊臣に殉じたのか」。

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歴史ドラマ等では悪役というか、損な役回りが多い石田三成だが、
自分の中では、好感度の高い”推し”ポジションいる歴史上人物の一人。

石田三成に関する書籍は過去に何冊か読んでいるので
店頭で目次と中身を確認をパラパラと確認後に購入した。

特に目新しい内容はないが、書籍と比べるとカラー写真や図表が充実しており
テキストの内容も必要十分な充実度で、期待以上の内容で大満足。
専門的で高価な書籍より、はるかにコストパフォーマンスも高い。

石田三成以上の”推し”である小西行長について掲載されているのも高評価。

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<主な内容>
・石田三成 人物相関図
・信義と恩顧を貫いた智将 石田三成
・千利休切腹、秀次一族抹殺ほか、三成「黒幕説」の信義を検証
・三成と家臣団の絆 島左近、渡辺勘兵衛、舞兵庫、蒲生郷舎....
・家康との抗争 三成はいかに関ヶ原を戦ったのか?
・生き延びた三成の子孫たち
・豊臣政権の宰相三成の実績と領国経営手腕
・大谷吉継の実像
・第二次上田合戦 真田昌幸・信繁
・悪名を刻まれた漢 小西行長の真実

「逆説の日本史 22:明治維新編 西南戦争と大久保暗殺の謎」井沢元彦・著 [日本史]

日本史の人気シリーズ、待望の最新刊。
明治新政府の首都・東京への遷都から大久保利通暗殺まで。
相変わらずの面白さと、知的好奇心を刺激してくれる。
今日は寝不足な状態で過ごすことになりそう。

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「逆説の日本史 22:明治維新編 西南戦争と大久保暗殺の謎」井沢元彦・著 小学館

<目次>
第1章 明治維新編 近代国家へと踏み出す「廃藩置県」の断行
第2章 明治政府のグランドデザイン編 日本の骨格作りと留守政府の奮闘
第3章 明治六年の政変 「征韓論」とは何だったのか?
第4章 サムライたちの反抗編 陰謀に散った不運の男・江藤新平
第5章 サムライたちの反抗編II ”最強”の西郷軍はなぜ敗れたのか?
第6章 補遺編

足利尊氏と関東(清水克行・著 吉川弘文館)読了 [日本史]

室町幕府の開祖・足利尊氏。
鎌倉末期から建武の新政、南北朝時代とこれまで何冊も関連書を読み
足利尊氏についても一通り知っているつもりだったが、本書を読んで初めて知ることも少なくなかった。

尊氏は長男でなく(次男)、正室の8歳年上の兄(高義)がおり
尊氏とその弟・直義は側室の子で、当初は後継者になる予定ではなかったこと。

足利氏が源氏の血統ゆえ(もちろん実績も)、北条氏政権下の鎌倉幕府でも高い地位を得るも、それゆえ執権・北条氏との関係には苦心していたこと、など。

3部では足利氏所縁の史跡を、足利(栃木県)と鎌倉(神奈川県)別で紹介。
観光用テキストとしても充実、いつか訪れてみたいと思った。

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<目次>
転換する尊氏像
逆賊尊氏/謎の騎馬武者像/気弱な貴公子/足利尊氏に迫る

I 足利尊氏の履歴書
 一、簿明のなかの青春
 二、尊氏と後醍醐
 三、室町幕府の成立
 四、果てしなき戦い

II 歴代足利一族をめぐる伝説と史実
 一、異常な血統?
 二、義兼の遺言
 三、泰氏の「自由出家」事件
 四、祖父家時の切腹
 五、父貞氏の発狂

III 足利・鎌倉の故地を歩く
 一、足利編
 二、鎌倉編